チューニング Vol.2 - フックの修正
エクストリームフロッグのフックの修正方法をご紹介します。

このエクストリームフロッグはアメリカ製ということもあり、ボディの成型状態等にもバラつきが多く、どうしても出荷状態ではフックとボディのバランスが崩れている個体が多数ございます

大変お手数ではございますが、下記修正方法をご参考にしていただき、ご使用前にボディとのバランスを最適化してくださいますようお願い致します。

Step1) 左画像の状態から、右画像のようにバランスを修正していきます
パッケージから取り出し、フックとボディのバランスを確認します。塩化ビニール製ボディの成型時の個体差やフックの焼き入れ時の製品誤差によってバランスが崩れていますが、簡単に修正が可能です。
Step2) ウェイトの干渉状態をチェックする
樹脂に混合して成型しているため、ウェイトのサイズがどうしても大きくなっています。また、そのウェイトをボディに取り付ける際の接着状態によって、フックにウェイトが干渉している場合があります。その影響でフックが押されてしまい、左右のどちらかにフックがズレている場合があります。(上記Step 1 の左画像)

また、フックが押されることによってフックポイントがボディから離れてしまっている場合もあります。

この場合、下記で説明するように、フックを左右に広げ、フックポイントをペンチで下方に曲げることで修正することができます。

また、純正ウェイトを取り外し、市販のバレットシンカー等に載せ換えることでバランスを修正することもできます。

Step3) フックをボディから取り外し、フックを左右に広げて修正する
左画像のフックを右画像のように修正します。

クローズド型のラインアイを装着できるようにフックアイ付近をデザインしたため、焼き入れ時に左右フックが内側に寄ってしまった個体がございます。

これを左右に大きく広げることによって右画像のように修正することができます。

この作業をする際は、フックポイントで手を怪我しないように、十分注意をお願いします。フックの反発力が強いので、指先を怪我することがあります。皮のグローブを装着して作業をしたり、ペンチ等を使用してください。
Step4) フックポイントをハの字型に調整し、ボディと密着させる
フックのメッキを剥がさないように、ゴムテープなどを巻いたペンチを使って、フックポイントを修正します。

この場合、フックポイントが内側を向き、ハの字型になるようにします。

また、フックポイントがボディに密着するように若干下向きにすることが重要です。

このような形状に修正することが理想です。

少し修正したら、ボディにフックを戻してフィッティングを確認しながら作業をすれば曲げ過ぎたりすることもなく、理想の形状にすることができます。

Step5) ボディ裏側のフックホールの状態をチェックする
Step 4までの作業を実施しても、フックがボディの左右どちらかにズレてしまう場合は、ボディ裏側のフックホールのサイズが小さいことが原因です。フックホールが狭すぎると、フックを押し縮めようとする力が働き、フックポイントの位置が上手く定まりません。その場合は、下の画像のようにフックホールに小さな切れ目を入れるなどをすれば改善されます。

フックホールの穴を大きく開けなおすことも可能ですが、大きく開けすぎると、今後はフックを固定し難くなり、シール剤等で防水加工をする際にボディとのバランスがズレてしまう場合もありますので注意が必要です。

このあたりのチューニング方法は、フロッグの個体差やユーザーの好みによっても異なってきます。状況に応じて実施していただければと思います。

Step6) ボディとフックのバランスの最終確認をする
フロッグの背中のラインの直ぐ横にフックポイントが接し、ウィードレス効果を高めるために若干内側を向いている(ハの字)ことが理想です。

このフックポイントの角度ですが、

1)ウィードレス効果を高める場合=ハの字の角度をキツくする

2)フッキング率を高める場合=緩い角度(平行に近づける)にする

ことをお勧めします。